井川にトレード話

ヤンキース傘下３Ａスクラントンでプレーしている井川慶投手（２９）にトレード話が浮上した。米シアトル・ポストインテリジェンサー紙（電子版）、スポーツイラストレイテッド（電子版）などが２３日（日本時間２４日）、ヤ軍とマリナーズの間で井川を含むトレード交渉が進行中と報じた。交渉は始まったばかりで、マリナーズからは左腕のジェレット・ワシュバーン投手と両打ちのホセ・ビドロ内野手がヤ軍に移るという。

　ワシュバーンは今季、４勝９敗で防御率４・７５と結果を残せないでいる。井川も同様で２試合に登板しただけで０勝１敗の防御率１３・５０。ともに“お荷物化”している両左腕のトレードは両チームの意向に沿うと報じている。

　トレードの際にネックとなるのが契約内容だが、井川の残り年俸、約１４００万ドル（２０１１年まで）に対し、ワシュバーンが約１５００万ドル（来季まで）。金額的な釣り合いは取れるとしている。

　ただ、ワシュバーンには全チームを対象にしたトレード拒否条項がある。このトレード話がすんなり進むかは微妙な状況だが、７月３１日の期限を前にしてトレード戦線が動きを見せ始めた。

デイリースポーツ

トレードされるって注目されてるってことですよね