機内持ち込み

酒類などの機内持ち込み禁止を一部緩和、米運輸安全局
2006.09.26
Web posted at: 20:21 JST
- CNN/AP

ワシントン――米運輸安全局（ＴＳＡ）当局者は２５日、今年８月に英国で摘発された米国行き旅客機を標的にした同時爆破テロ未遂事件を受けて打ち出していた液体状の物の機内持ち込み禁止を２６日朝から一部解除する、と述べた。


治安維持の見地から、全面禁止は最早必要ないとの見方を示した。空港での手荷物検査を受けた乗客が、空港内の店舗で購入した酒類やゼリー状の商品は機内への持ち込みを許可する、と述べた。


米国土安全保障省は英でのテロ摘発を受け、酒類などの持ち込みを禁止にしていた。同テロ未遂では、機内で液体状の爆発物を使い、機内で爆弾を組み立て、爆破するとの謀議が進められていた。


ＴＳＡ当局者はまた、同様に禁止されていた化粧品、化粧水の機内への持参も認めると述べた。これまでは、手荷物検査所で没収されていた。ただ、重量や容器の形状に条件が付けられている。


英テロ摘発を受け、英国出発の米国行き航空便にはテロ警戒度で最高の段階が適用されていたが、現在は他地域からのフライトも含め、上から２番目の段階に維持されている。

asahi.comより

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