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日本勢で北京行き一番乗り!


 ソフトボールの女子日本代表が、08年北京五輪出場の日本勢一番乗りを果たした。2008年北京五輪の予選を兼ねたソフトボールの女子世界選手権第8日は3日、北京の豊台ソフトボール場で行われ、1次リーグB組1位の日本は初戦で地元・中国と対戦。0―0のままタイブレーク方式の延長戦に突入する緊迫した試合となったが、敵失で挙げた1点を先発エース上野由岐子(24=日立&ルネサス高崎)が守り切った。これで3位以内が確定し、上位4カ国に与えられる北京五輪出場権を確保した。4日の準決勝で女王・米国と対戦する。

 上野の投じた80球目のボールが、捕手・乾のミットで甲高い音を立てた。外角のストレート、この日10個目の三振。「加油、加油!!(ジャーヨー=頑張れ)」の声援がとどろいていたスタンドが静まり返る。ピッチャーズサークルを駆け下りた上野を中心に歓喜の輪ができた。「最低限の目標」と公言していた北京五輪切符獲得の瞬間、エースの顔もほころんだ。

 格下と見られていた中国に、苦戦を強いられた。4回以降は毎回ランナーを出しながら、0行進。「嫌な流れだなあとは思っていた」と選手は口をそろえた。しかし、延長8回。2死三塁で馬渕の放った三塁ゴロを相手三塁手が一塁へ悪送球。三塁走者の山田がついにホームを踏む。「自分の仕事をして0に抑えれば、いつか1点取ってくれると信じていた」。苦しい勝利にも上野は涼しい顔で振り返った。

 「腕に張りがあったから、とにかく制球にだけ気をつけて投げた。6~7割の力だった」。111球の熱投を演じたオーストラリア戦から中1日。積極的な中国打線を「早打ちで助かった」と評する余裕で5回まで完全。フォームに躍動感が加わったのは6回、連打を浴びた無死二、三塁のピンチだけだった。乾が言う。「走者が出てからが本当の上野さん。ボールが全然違った」。

 前日までスタンドから応援していた日立&ルネサス高崎・宇津木麗華監督は「投球というより、ソフトボールを理解している」と言った。02年の世界選手権、04年のアテネ五輪と、中国戦は全力投球で完全試合を達成したが、今は違う。「コースさえ間違えなければ失点しない自信があった」という上野に、乾も「決勝トーナメントの試合数を考えて、最初から(力を)セーブするプラン」と証言した。

 「ホッとしました。涙?いえ、全然。情の薄い人間ですいません」。球場を後にするバスの前で、上野が笑った。本当の目標は2年後の約束手形ではなく、今の世界一。4日の準決勝・米国戦にも「投げるかどうか分からないけど、勝って(決勝で)待ちたい」と連投も辞さずの構えだ。帽子に「非常識への挑戦」と書いたエースは、もはや“剛腕”を超え“鉄腕”の域に達しようとしている。

スポニチより

 やったねぇ。頑張って欲しいです。
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