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29歳イチゴに夢中
◆就農支援活用 有機栽培で評判


 米国留学を直前にやめて、農業の道に入った若手イチゴ農家が奮闘中だ。四日市市貝家町の寺田成吾さん(29)。一昨年、思い立って就農し、2回目の収穫期を迎えた。温室には丹精込めたイチゴが実り、売れ行きも上がり始めてきた。イチゴを通して人々との触れ合いも広がる。「毎日が必死」と気が抜けない日が続くが、「満足せず、人の役に立てる仕事をしていきたい」と意気込んでいる。

◆子どもの笑顔にやりがい

 寺田さんの温室は、四日市市郊外の田園地帯にある。ログハウス風の事務所の隣に、5棟のビニールハウスが並ぶ。まるまる太ったイチゴが鈴なりだ。

 転機は3年前だった。起業に興味があり、ビジネスを学ぼうとアメリカの大学に入学する直前だった。ふと、国が就農支援を後押しするというニュースを見た。「農業を始めるには、今がチャンスなのかも知れない」。県四日市鈴鹿地域農業改良普及センターに相談してみると、指導員だった伊藤嘉洋さんに「農業で一花咲かせてみたら」と後押しされた。

 父はサラリーマンだが、祖父母は農家。三重大で水耕栽培を学んだこともあり、農業に関心はあった。決心まで「初めて夜も眠れないぐらい悩んだ」と振り返る。

 県の就農支援金などで2000万円を工面し、祖父の土地にビニールハウスを建てた。事務所に泊まり込む生活になった。朝5時半に起きて深夜まで働くこともある。天気予報をみるため、1日10回は携帯電話に向かう。

 1年目は需給のバランスが読めず、イチゴの供給が需要期に間に合わなかった。今年は要領が分かるようになり、収穫量も増えた。有機栽培にこだわったのが功を奏したのか、味や形もよくなり、評判は口コミで広がった。

 市内外のケーキ屋や和菓子屋から注文を受け、「ここのイチゴじゃないと、孫が食べないから」と、直売所を訪れる人も増えてきた。指導した伊藤さんも「素直で、やる気が前面に出ているのが、うまくいっている要因では」と話す。

 小さい子どもを持つ親たちから、「近くにイチゴ狩りをするところが少ない」と聞き、昨季の終わりから、一般向けのイチゴ狩りも始めた。「仕事帰りやデートスポットに」と春には夜間も開く考えだ。

 農業は「しんどいから友達には勧めない」と言いながらも、イチゴをほおばる子どもたちの姿に「こんなに喜んでもらえるのか」とやりがいを感じている。

 イチゴ園は「愛成」と名付けた。「愛で成功したい」との思いからだ。「まずはイチゴの規模を拡大したいけど、人の希望を聞ける仕事がしたい」と夢は膨らむ。

 販売やイチゴ狩りについての問い合わせは(059・321・8383)へ。

asahi.comから
 きっとそういう仕事が合っている人なんでしょうねぇ。
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