ヘリ使い洋上救急体験

ヘリ使い洋上救急体験　医師や看護師、特殊性学ぶ
(11/16 07:55)

狭いヘリコプター内で気道確保などを行う医師ら＝１５日、霧島市の鹿児島航空基地　海難事故が発生した際、海上保安官らとともにヘリコプターで現地へ向かう医師や看護師らを対象にした訓練が１５日、第十管区海上保安本部鹿児島航空基地（霧島市）であった。鹿児島、指宿地区の６医療機関から３６人が参加、「洋上救急」の特殊性を学んだ。
　より実践に近づけようと、機動救難士による船上への急降下、ヘリへの患者収容など一連の救助手順を最初から再現。医師らはヘリ内で患者の気道確保を行ったり、無線機で容体のやり取りをしたりした。
　ヘリ内の医療活動スペースは２畳半程度。整備士、通信士、機動救難士、医師、看護師、患者の計８人が乗り込み混雑、騒音や振動が作業を妨げた。
　鹿児島市立病院救急センター研修医の野口航さん（２５）は「狭くて動きづらく、看護師との連携も取りづらかった。だが経験したことで、必要最低限のことはやれると思った」と話した。

南日本新聞より
　へりでなんて、なかなか体験できないです。