119番

“まさか”に備え従業員2000人訓練／鹿児島市山形屋
秋の火災予防運動始まる
(11/09 14:34)

山形屋の消防訓練で、建物に一斉放水する消防隊員ら＝９日午前９時ごろ、鹿児島市金生町　秋の全国火災予防運動初日の９日は「１１９番の日」。鹿児島市金生町の山形屋では、従業員らによる消防訓練があり、“まさか”に備えて気を引き締めた。
　２号館３階から出火したという想定で、開店前に実施。従業員約２０００人のほか、市消防局と消防団の約７０人、消防車１５台が参加した。
　火災発生の合図とともに、同社の自衛消防隊員が模擬消火。誘導係の従業員は、客役の従業員２０００人弱を１０分ほどで店外へ避難させた。レスキュー隊員によるロープ降下やはしご車の一斉放水もあった。
　誘導係の松山聡子さん（２４）は「お客さまの安全確保が私たちの仕事。訓練の経験を生かし万一の場合にも冷静に対応したい」と話した。
　同運動は１５日まで。９日午後６時からは、同市牟礼岡１丁目で保育園児らの防火パレードも予定される。
　市消防局によると、市内の今年の火災発生件数は１０月末現在２２３件、昨年同期より４２件減っている。
　
　南日本新聞より
　あっ、確かに１１９の日ですね。